暑さが日に日に増してます。
まだ5月だというのに外は暑くて汗が止まりません。
暑い日は冷たい氷を入れた飲み物が欲しくなります。
さて今回は
「なぜ氷が水に浮くのか」という疑問についてお答えします。
水は常温では液体ですがこれを加熱していくと
100℃で沸騰して気体(水蒸気)になってしまいます。
そして水を冷やしていくと体積はしだいに小さくなっていきます。
体積が小さくなるという事は比重(密度)が多きくなるという事です。
そしてついに4℃で比重は最大になり、さらに温度を下げていくと
再び水の体積は増えて比重はだんだんと小さくなってしまいます。
普通の液体は、温度を下げれば下げるほど比重が大きくなるのですが
水はこの点でも普通の物質と異なるのです。
さらに冷やすと0℃で固体(氷)になってしまいます。
氷は水の結晶です。
普通の物質は液体から個体に変化すると個体の方が重くなりますが
水は逆で固体(氷)のほうが液体より比重が小さいので水に浮くのです。
もし氷の方が水より比重がが大きければ
水面で凍った氷は池の底に沈んでしまいます。
池は下から凍ってしまうので寒い地方の魚は冬を越すことができないでしょう。
RO水(純水)で作った氷は透明感があり
どんな飲み物の味も邪魔しません。
冷凍庫で氷をたくさん作っておき
冷たくて美味しい飲み物を
たくさん飲んでいただきたいです。